高校生が外国へ行く前の心構え
高3の娘がピアノの講習でウィーンに行きたいと言い出した。
大学ではピアノを専攻する訳ではない。
私立大学への進学が内定し、費用に頭を悩ましていたところ、更なる試練!
やりたいことはやらせる。これをモットーとしてきたからには、ダメとは言えない。
金額に見合う成果を得たい!正直こんなことを思ってしまう腹黒い母。
高1で語学研修に行ったが、前準備もロクにしなかった。
楽しかったと言って帰ってきたから、行っただけでもすごいとは思う。
でも、2回目の研修なら、もっと有意義な外国研修にならないものか。
頭を悩ます。
そこで課題を出してみた。
留学の目的、価値、得られるもの、かかる費用、前準備、スケジュール、どんな自分になって帰ってきたいか?
こんな事を取り入れたプレゼンをするよう。
プレゼンの日は4日後とした。
パワーポイントでプレゼン。
正直こんなにソフトが使いこなせるようになっているとは思わなかった。
前準備として英検を取ることを目標とし、スケジュールをたてていた。
スケジュールの意味は現地でのスケジュールと思っていたが、ちょっと勘違い。
当初の講習とは違う講習を見つけてきて、更に費用はアップ!
「お母さん、ついてきて」と当初言っていた娘だったが、新しいスケジュールは一人で行くものだった。
逞しい!
親が誘導して強制してしまったと反省していた。
パワポ大好き、もうちょっとピアノ頑張る、英検がんばる、すっかり親の思うつぼになっている娘にかわいいやら申し訳ないやら。
日々成長がみられる娘を誇らしくも思えた。