がん民間治療の道へ
12年間かかさず飲み続けてきたミキプルーン。
息子はミキプルーンのおかげで奇跡を起こしてこれたと信じていた。
しかし痙攣を起こすようになり、ミキプルーンの力に物足りなさを感じるようになる。
ミキプルーン内の人間関係や代理店との関係にも疲れ果て5年間は惰性的に飲んでいた。
がんの手術をしないと決めてから一番先に頭に浮かんだのがミキプルーン。
ガンが治った話をたくさん聞いてきた。
父はミキプルーン食べてきたが大腸ガン、尊敬していた代理店も大腸ガンで亡くなった。
悩んだが、直上代理店に相談する。
「体は食べた物でできている」耳にタコができるほど言われてきた。
食事のとり方を教えてくれるに違いない。
どんな食べ物を食べたらいいかどんな生活スタイルで過ごせばいいか?
回答は、治療後のアドバイスをして元気になった人はいるが、治療しない人の対応はしたことがない。
玄米、ミキ商品の取り方のアドバイスを受ける。
食事のアドバイスをしてほしかったが、その後は再三ミキ商品を大量にとるようにアドバイスされる。
ここでは元気になれないと感じ、新たな道を探し出す。
温熱療法
数年前に受けた整体講習で、三井とめこさんの三井温熱はすごい、ガンが治ると紹介された。
浅草のお店に行き、乳がん患者専門の先生の治療を受ける。
優しく的確で、熱は熱くて苦痛だが、ガンに直接効いている気がする。
三井とめこさんの本を読み「がんコンベンション」というイベントで2年連続で講演したとある。
本物だと感じ、週2で通い、更に器具を買い自宅で治療も始める。
首の痛みがひどく、整体もできる先生が見てくださることになる。
ネットの記事で転移が上にくると良くないとあった為、首にあるしこりの事も相談する。
両側同じようにあれば問題ないが、私の場合はそうではないらしい。
転移だとは言い切れないらしいが、転移ではないかと頭がいっぱいになる。
温熱以外にも色々やった方がいいと言われるが、アドバイスもなく情報もなく、三井温熱だけで治るかもと期待し始めていた自分には苦しみが増えた。
ボタニックラボラトリー
息子の整体の先生から、たくさんのドクターがガンの治療の話をされるから聞きに行ってみるといいと「がんコンベンション」の案内を頂く。
三井とめこさんが講演したコンベンションだったが、同じものとは気づかない。
同封されていたがん患者のための食事の仕方の勉強会パンフレットに興味を惹かれ、早速予約し行ってみる。
ミキプルーンとは雲泥の差で華やかさはなく、客はたったの10-15人程で先生と顔見知りな感じ、こんな人気のない所では期待できないな、と内心思いながらを話を聞く。
糖質がガンのえさ、塩分はカット、ココナッツオイルを飲む、今まで聞いたことのない話ばかりだった。
先生との15分無料相談。
手術をしないことを否定もされず肯定もされず、しないと決めた場合の食事の仕方、サプリの取り方、生活の仕方の指導を受ける。ボタニック商品を押し付けられることもなく、今日から出来ることばかりだった。
商品の試食試飲。
おいしいと思えない上に効果があるとも思えない。
味が加えられていないと言えるので信用できなくもないが、スタッフの人は誰も話しかけてくれず、こちらから聞く気にもならない。
やっと声をかけてくれた人に温熱をお試しさせてもらう。
温熱は探していない上に、全く効果も感じなかったが、声をかけてもらった有難さからか温熱療法の予約をとってしまった。
これが私とボタニックとの出会いだった。