大丈夫! あの時は大変だったねって言える日が必ず来るから。

子供の障害、不登校、アレルギー、そして自分自身のガンを経験し、この経験がどなたかのお役にたてればと思ってブログをはじめました。

検診からガン診断まで

2017年3月乳がんと診断される。

 

検診

特に体調が悪かったわけではない。

ご近所のママ友に誘われて検診に行った。

結果、要精密検査。

振り返れば、3年前から左胸に違和感を感じていた。

心臓かな?父も祖母も曽祖父も心臓が悪かった。

健康診断でドクターに聞いてみる。

「肋間神経痛よ」

ほっと一安心。でもそんなもんじゃない気がする。

ひょっとして乳がん?怖くて病院に行けない。

健康食品10年摂り続けてるし、食事だって気を付けてきた。

検診なんかしなくても大丈夫。

それから3年。

 

最初の病院

精密検査をした最初の病院でしこりを確認。

「深いですか?」と聞いてみる。

「深いです」との答え。

もうダメだ。

子供は中3と中1。

この子たちを残して死ぬのか。

とめどもなく泣けてくる。

今までの人生、何度も死にたいと思ってきたのに、

死にたくない・・・。

大きな病院で検査をするように案内される。

 

総合病院

総合病院で生体検査した結果、乳がんと確定。

3つあるしこりのうち2つはガン、1つは判定不能

先生の言葉は何も理解できないが、流れ作業的に進む感じ。

理解する能力がマヒしたまま、全摘、再建、手術の日を決める。

医者に逆らうと見捨てられる、そんな恐怖が死や手術以上に私から冷静さを失わせる。

 

手術の日程が家族で調整できず延期する。

当初の手術前日、病院から「入院の持ち物」連絡が入る。

延期した旨、伝えると「先生はご存じですか?」と質問される。

こんな病院で大丈夫?最初から感じていた不信感が爆発する。

・人間としてではなく流れ作業の一つの工程のような扱い。

・待合室では悲壮感漂う患者でいっぱいなのに、診察室内では女医さんたちの笑い声。

・受付の人の医者への顔色伺い、患者への冷たい態度。

・検査結果は病院で決められたものしか渡してもらえない。

 

自分の体をこの病院に預けるわけにはいかない、少し冷静さを取り戻した私はセカンドオピニオンをお願いすることにした。

 

セカンドオピニオン選び

整体の先生に勧められた有名な個人病院にセカンドオピニオンをお願いしようと電話をするが、厳しい電話対応に心がなえる。

手術ではない方法もあるんじゃないか、夫に言われた一言で模索し始める。

がんもどきで有名な近藤誠先生のところに行ってみることにした。