正解がないもどかしさ。将来豊かに生きていけるのか焦ります。
朝日新聞に「人生の正解が欲しい」という大学生の投稿が載っていました。
高校までは何に対しても正解があったが、大人になると正解がなくなる。幸せになることが人生の目標ならどこに向かって歩けばいいか、人生における正解が欲しい。
50歳になった私も、人生に正解が欲しいと思っていることに気づきました。
親に矯正され、先生に矯正され、
干渉されるのが嫌で家を出たのに、
いい人を演じ続けてきました。
学校、部活、進学、就職、結婚、子育て。
常に目標があり道標があり、
正解求めて生きてれば良かった。
子供も成長し、下の子も高校生。
ガンを患い、死が怖くて、そこから逃れる方法を必死に探しました。
方法が見つかり
ガンをなくす目標に向かって進むのみ。
ガンを治すという目標を達成したら、
次に何していいか、分からなくなりました。
もう誰も教えてくれません。
50歳で迷子です。
「声」に加藤登紀子さんのコメントが載っていました。
人生、面白うないといかん(加藤さんのお父様の言葉)。
自分の本当の気持ちをみつめ、今のあなたを大事にすること。
「自分の選んだ人生に誰にも文句は言わせないわよ」どんな生き方も正解なのよ。
私の求めてる正解とは、
お金に困ることなく、健康で豊かに生きていける事。人からすごいね、って言われる人生。
今、選んだ事が、本当に正しい?
誰かに正しいって言って欲しい。
今が1番若いのに、他にやることあるんじゃない?
こんな歳なのに、今こんなことしてていいの?
周りは着々と力つけてるのに、私だけ何も無い。
選択に躊躇する毎日です。
何かやり始めても、
もっといい事あるんじゃない?と思い始め、
ネットで検索する毎日。
手に職がない分、自由ですが、何もない50歳。
子供の頃のように正解が欲しい。これでいいよ、と誰かに言ってほしい。誰かに認めてもらいたい。
焦ります。