大丈夫! あの時は大変だったねって言える日が必ず来るから。

子供の障害、不登校、アレルギー、そして自分自身のガンを経験し、この経験がどなたかのお役にたてればと思ってブログをはじめました。

不登校とアドラー

不登校は、焦りと後悔の連続でした。

 

勉強が遅れる焦り、社会性が身につかないのではないかという焦り

受け入れてやらなかった後悔、幼稚園選択を誤った後悔などなど。

 育て方、接し方が大きな原因だったのだと子育てを反省する毎日でした。

 

アドラーのことを調べていたら、こんな事が載っていました。

 

例えば、引きこもっている人がいるとき、

原因論では、不安という原因によって、外に出ないと考えます。

アドラー心理学の目的論では、 外に出たくないという目的によって、不安という感情を作り出している と考えます。

 

私も原因を取り除いてやれば学校へ行けると考えていました。

 

学校の先生が寄り添ってくれないから

子供の障害があるから学校が難しいのではないか

クラスの子に意地悪な事を言われて傷ついてしまったから

勉強が分からなくなってしまったから

友達がいないから などなど

  

原因論ではなく、アドラーの考えだと、息子は学校に行きたくないという目的のために、たくさんの感情、言い訳を作り出していたことになります。

 

高校生になっても、ほぼ毎日「学校に行きたくない」と言います。

学校に行きたくないから、言い訳を探している、今の彼はまさしくこれです。

 

今は、目的が他にもできました。

「部活をしたい」という目的の方が大きくなりました。

おかげで部活がある日は学校に行けています。

部活が無い日は、学校にいけない日が多いです。

 

目標さえきちんとあれば、失敗しても心がおれなくなる。

 

アドラーの考えで息子の事が少し理解できた気がします。

 

 

#アドラー #不登校