病気は安全地帯へ逃げ込むための言い訳なのか
娘が高校受験に失敗した時、自分も罰を受けなきゃいけないと思ってしまいました。
がんが分かった時、娘より悲しいことが起こり、ほっとしました。
悲しみのどん底に陥ってるはずなのに、こんな自分がいました。
敗北を避けるために、時に人は自ら病気になる。
「病気でなければできたのに・・・」
そう言い訳して、安全地帯へ逃げ込み、ラクをするのだ(アドラー)
苦しい思いをして学校に通わなければならない娘に、私は寄り添うことも出来ず、自分の苦しみをぶつけました。
娘以上に私の方が苦しい事で、母としての尊厳を守りました。
病気の治療をしている間に、家族は私に期待をしなくなりました。
ごはんを作らなくても、掃除をしていなくても、調子が悪いとさえいえば、家族は自分たちで何とかします。
私を責めることはありません。
調子が悪くなること。は最近は殆どありませんが、調子が悪いと感じる時、家事をやりたくなります。
本当に調子が悪いのか、安全地帯に逃げ込んで楽をしようとしているのか。
もう、家族は見抜いているかもしれません。